
スニーカーブームが定着し、大人男子の足元は革靴ではなくスニーカー、という光景にも見慣れてきました。
以前、ネットの番組の仕事でお世話になった映像ディレクターの萬さん(30代・美大出身)が、毎回違う新品のスニーカーをはいているのが気になっていました。どうやってレアものを手に入れているのか、そして経済はどうなっているのか……。今回改めてお話を伺うことができました。
◆やっぱり高そうなスニーカーをはいてる
久しぶりにお目にかかったら当然のようにまたプレミアムなスニーカーをはいていた萬さん。
「これは1年くらい前のsacai x ナイキのコラボです。2つの靴が合体したデザインでシュータン(ベロの部分)が2つあるのが特徴です」と淡々と語る萬さん。以前は別のsacai x ナイキのコラボをはいていたような……。
世界のsacaiとナイキなので10万円くらいしてそうなイメージですが、聞くと「定価は16000円くらいです。sacaiがこの価格で手に入るのがお得です」だそうです。
web抽選で運良く当たって購入することも多いそうで、スニーカーを買えば買うほどスニーカー運がついて当たりやすくなるのかもしれません。
さらにこの日は超レアなコレクションを持ってきてくださいました。
◆観賞用・転売用の靴は絶対にはかない
「持ってる中で一番レアなスニーカーですね。オフホワイトとナイキのコラボです」と、箱を開けながら「あぁもうかっこいいですね……」溜息をつく萬さん。箱のデザインもたしかに凝っていて、ふたの裏側にマイケル・ジョーダンのシルエットがプリントされていたり細かい演出が。素人だとわからずただの靴の箱として処分してしまうかもしれません。