
婚活女性からよく聞く言葉「いい男性がいない」。自分はきちんと化粧をしたり気を使って話をしているのに、お相手のレベルが低すぎて選べない……と嘆く女性は非常に多いです。でも、はたして男性側だけの問題でしょうか?
◆彼氏の家に一度も行ったことがない32歳の女性
「マッチングアプリで失敗したくないので、結婚相談所に登録しました。でも、絶対に好きになれそうもない男性や、10歳以上年上の方からしか申し込みが来ないんです。あとは、マッチングしてもメッセージが途絶えてしまったり……本当にいい人がいない。結婚は妥協しないとダメですか? 普通の人に会いたいだけなのに」
そう話すマイさん(仮名・32歳)は都内で働く会社員。アプリで出会った31歳・年収700万円の彼氏がいましたが、コロナをきっかけに半年前に別れを決意しました。
「アプリの失敗とは何でしょうか?」
「実は、彼の家に一度も行ったことがなかったんです。最寄り駅が越谷レイクタウンで、ちょっと遠かったこともあって……」
「えっ!一回も!? 彼の職場は都内ですか?」
「はい。やっぱり怪しいですよね。友達からも『本当に独身?』と言われて」
「本人には確認したの?」
「いや……確認できなくて。コロナが流行して出かけるところもないし、家に行っていいか聞いたらLINEをブロックされたんです」
ファミリー層の多い越谷レイクタウンに住む独身男性……いないことはないでしょうが、あえて選ぶ場所でしょうか? 家に呼ばなかったり、LINEが返ってこない点も非常に怪しい。