
日中は夫を気遣いいつも通りの日常を保つように心がけていましたが、病状悪化のあまりの速さに、夜一人で仕事をしているととてつもない不安に襲われるように。そしてついに「本当に夫は死んでしまうんだ」という現実を悟ったとき、地面が抜けるような、フリーフォールで落とされたときの瞬間のような、ゾッとした感覚を覚えました。このとき私は初めて本当の「絶望」という感情を味わったのです。
とはいえ、この感情を他人に話すにはまだ頭の中が整理しきれておらず、かといって家族に話すと必要以上に心配をかけてしまいそうでためらわれました。そして何より、言葉にすることで現実を突きつけられ、精神がそのまま崩壊してしまいそうで、とても言う気になれませんでした。
◆心のダメージを最小限に抑えるためにしたこと
頭を抱えた私が藁にもすがる思いでたどり着いたのが、喪失に関する本を読む、ということでした。
そのときの私が最も恐れていたのは、「夫をちゃんと見送れなくなるほど心にダメージを負うこと」。なんとしても、できるだけ夫が悲しまないよう、私を心配しないよう、そして自分が悔いを残さないよう、しっかり看取らなければという使命感でいっぱいでした。
そのためには、まず自分の心のダメージを最小限に抑えることをしよう、と考え、夫が亡くなるとき、そして亡くなったあとにどんな状況になりどんな気持ちの動きが起こるのか予習をすることにしました。そのためには本だ!と私はいろいろと探し、2冊の書籍と出会ったのです。
ご近所で夫に先立たれたご婦人を何人も知ってるけど、亡くなって3日落ち込んだら後はケロッとした顔で町内会のバス旅行に来てるよ。旦那の晩ごはん作らなくて良くなったから助かるわ〜って言ってる。
≪頭狂再び≫≪頭狂刃物男をごーかんで逮捕≫1方≪ガンの話題で自らの不都合ひた隠す放火殺人最多頭狂穢土人民腸栓共和国では≫≪頭狂刃物男が女性脅し≫頭狂ごーかん男が逮捕されていた事がわかった。