
そんな中、これまでのダイエット体験の中で最大の減量をしたのが11年前、29歳の時のこと。わずか半年間で83キロから56キロのダイエットに成功したのです。(参照:「1円もかけずに、半年で37キロのダイエットに成功した私の“デブ脱出法”」)
しかし実は、このダイエットの立役者として、前出の記事では触れていないダイエット・アイテムの存在があります。それは、「ベーグル」。
この当時、炭水化物を一切摂らない生活をつづけた結果、私の体は米も餅もパスタもうどんも受け付けなくなっていました。どれくらいのレベルかというと、口に入れた途端に吐き戻してしまうほど。匂いとか触感で拒絶反応が出てしまうようになっていたのです。
さすがにこれはまずい、と危機感を覚えました。おそらくちゃんと病院に行っていたら拒食症の一歩手前、またはすでにそうであるという診断が出たでしょう。
そんな中、唯一口にできそうな炭水化物がパンでした。私は意を決してダイエットに差しさわりのない程度に食べてみることにしたのです。
◆ハマって食事はほとんどベーグルに
とはいってもパンは種類もトッピングも数多く、カロリー計算がなかなか面倒。しかし、ベーグルはプレーンならばひとつだいたい300キロカロリーほど。バター・卵黄・牛乳を使っていなく、しかも噛み応えがある分、ダイエットに向いているといわれていました。