
たとえば過去に実施された「冬はつらいよキャンペーン」では、賞品として「養命酒腹巻」と「けっこう(血行)毛だらけ養命酒抱き枕」を展開するなど、攻めの姿勢をみせています。血行毛だらけ……。
あれ、養命酒って前からこんなテンションだっけ!? ということで、養命酒製造株式会社・マーケティング部の山本翔子さんにお話を聞いてみました。
※記事内で紹介しているキャンペーンはすべて過去のものです。すでに終了していますのでご注意ください。
◆どこまでギャップを感じてもらえるかに挑戦中
――けっこう毛だらけ養命酒抱き枕以外にも、『ゴルゴ13』(リイド社)とコラボした養命酒アタッシュケースなど、攻めたキャンペーンが多いですが、目的はどこにあるのでしょうか。
山本さん(以下、山本)「養命酒のブランドイメージを変えていくことと、養命酒としての挑戦を狙い実施しています」
――養命酒としての挑戦……ですか?
山本「はい(笑)。今までの養命酒のイメージと、どこまでギャップを感じてもらえるかに挑戦しています。養命酒は発祥から400年以上の歴史があるとされる飲み物ですが、一方で古い・自分には関係ないモノというイメージをもっている方も多いですよね。これらのイメージから脱却するために、SNSでインパクトのあるキャンペーンを展開しているんです。ちょっとかたい養命酒のイメージを変えて、今まで飲んだことのない方に手に取っていただくきっかけになればと考えています」