
剛速球と多彩な変化球が持ち味の郭選手(当時)は1981年中日ドラゴンズに入団、1994年日本のプロ野球史上「100勝100セーブ」を達成した5人目の投手となり、1996年日本球界を引退した。その後、台湾のプロ野球チーム、統一ライオンズや和信ホエールズ(中信ホエールズの前身)でプレー、1999年台湾のプロ野球界を現役引退後、現在は日本に定住し飲食店を経営している。
「台湾に戻るのは長年の夢で、ようやく夢を叶えることができて連盟側に感謝する」と話す郭氏は、「アメリカではパワーが、日本ではテクニックと正確さが重視されるが、台湾の野球は独自色に乏しく、選手達はもっと自分自身を理解すべきだ」と強調、今後選手たちの潜在能力を開発して、台湾独特の野球文化を見出したいと抱負を語った。
郭氏の帰台は来年4月の予定。