台湾の銃保有率、100人に5丁? 警察「ありえない」

台湾の銃保有率、100人に5丁? 警察「ありえない」
(台北 25日 中央社)先週、米コネチカット州の小学校で起きた銃乱射事件を受けて、世界各国で銃規制問題が再び注目を集めている。海外からの報道によると、アメリカは銃保有率世界第1位で、台湾はアフガニスタン、ジンバブエと並び世界106位。しかし、台湾の警察からはこのデータは極めて不正確との声が上がっている。

これらの報道は、スイスのジュネーブ国際高等開発研究所が実施した「2007年小型武器調査」を根拠にしている。同調査は各国で一般人が所有する銃の総数を人口で割り平均丁数を出したものだが、各国の銃保有の人口比率を示すものではない。

調査によると、1位のアメリカが100人あたり88.8丁と抜きん出ており、また東アジアでは中国大陸が102位で4.9丁、台湾が4.6丁で106位、韓国が1.1丁で149位、日本は0.6丁で164位だった。

この報道に対して台湾警察刑事局では24日、もし台湾が100人あたり4.6丁ならば、人口2300万人の台湾に100万丁を超える銃が存在することになり、実態とはあまりにもかけ離れた数字だと指摘している。同局では今回の海外報道は政府統計に基づいていない上、銃の違法性についての区分も曖昧で、参考資料も不明瞭で信頼度は低いとしている。

警察関係者は、台湾の銃規制は厳しく銃の入手はそう容易ではなく、また台湾原住民族の文化伝承のための猟銃は届け出制で不法所持はほとんどないと話している。

ただ暴力団組織など裏社会における銃の不法所持は台湾でも深刻な問題となっている。この場合、銃は海外から不法輸入されたものか、エアガンなどを改造し殺傷能力を持たせたものだという。

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