台湾震災支援に感謝で日本の母子、亡き父の収蔵品を台南市に寄贈

台湾震災支援に感謝で日本の母子、亡き父の収蔵品を台南市に寄贈
(台北 28日 中央社)日本訪問中の台南市文化局・葉沢山局長は27日、頼清徳市長を代表して、兵庫県の小林幾代さん(87)に感謝状を贈り、息子の義一さんが代理で受け取った。感謝状は義一さんらが父親が生前蒐集していた台湾画家、顔水龍の作品をはじめ、台湾にまつわる芸術作品や骨董品など157点を台南市に寄贈したことに対してのもの。自由時報が28日付けで報じた。

同市文化局によると、今年初め小林義一さんの手紙を携えた関係者が台湾を訪問、一昨年の東日本大震災で台湾が大きな支援の手を差し伸べてくれたことに対する感謝の気持ちを込めて、亡くなった父親の平一さんが生前収蔵していた顔氏の作品を台湾側に寄贈したいとのメッセージが母親の幾代さん名義で伝えられた。その後、顔氏が台南出身の画家で、また台南市に美術館建設の計画があることを知り、小林さんらは作品を同市に寄贈することを決めた。

当初、小林さんは顔氏の作品のうち、ひまわりを題材にしたモザイク画1点だけを寄贈するつもりだったが、その後その他の作品や、平一さんが生前、顔氏の協力の下集めた台湾の蝶や鳥の標本、台東・蘭嶼のタオ族(ヤミ族)の織物やボートなどを次々に寄贈、台南市では現在日本で一時保管しているこれらの文物を今後時機を見て台湾に運ぶ予定。

小林さんによると、11年前亡くなった父親の平一さんは生前、自分の美術品や骨董品のコレクションについて「収蔵品は預かり物」だと言い、貴重な文化財はいつの日かそれぞれのお国に戻らなければならないというのが口ぐせだったという。

(編集:谷口一康)

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