台湾、“女余り”の時代へ 人口男女比、年内に逆転

台湾、“女余り”の時代へ  人口男女比、年内に逆転
(台北 9日 中央社)内政部は8日、台湾の人口の男女比(女性を100とした場合の男性の数)が減少しており、今年中に女性の人口が初めて男性を上回るとの見通しを発表した。

今年6月の統計によると、総人口のうち男性は1167万8859人、女性は1166万5354人で、女性100人に対し男性は100.12人。男女比率は前年同月比0.29ポイント減り、前月比でも0.02ポイント減となっていた。

男性の人口が減っている背景には、女性の平均寿命が比較的長いこと、胎児の性別診断の禁止や男女平等意識の浸透により男児出産を優先する風潮が弱まっていることなどが指摘されている。

行政院経済建設委員会では、11月末までには女性人口が男性と並び、年末までに男性よりも3000人多くなると予測、さらに、台湾の人口男女比率は2060年に93.1に落ち込むと見ている。

“女余り”による結婚難でさらなる晩婚化・少子化が懸念されるが、内政部はこれについて、高齢者層での男女比の不均衡は顕著だが、年齢が若くなるにつれて是正されているため、大きな社会問題とはならないだろうとしている。

自治体別にみると、人口男女差が最も大きいのは離島の連江県(131.30)、続いて嘉義県(108.86)、雲林県(108.74)で、最も少ないのは台北市(92.51)だった。

(劉麗栄/編集:荘麗玲、高野華恵)

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