
高雄市の光栄埠頭には9月19日~10月20日にオランダの芸術家、フロレンティン・ホフマン氏の作品で高さ18メートル、重さ1000キロの巨大アヒルが出現することになっており、観光客300万人の誘致と10億台湾元(約33億円)に上る経済効果が見込まれている。
この日、本物の10分の1の大きさの縮小版が公開されるやカメラのシャッター音が嵐のように響き、子どもたちはミニ・アヒルを抱きしめては「黄色いアヒルちゃん!」と興奮気味に叫び、喜びを隠せない様子だった。
巨大アヒルの人気に乗じて高雄メトロやクルーズ船運営会社など各業者がアヒルが主人公の乗車券発行やアヒル見物プランなどを相次いで打ち出し、地元に1人でも多くの観光客を呼びこもうと意気込んでいる。
(編集:荘麗玲)