馬英九総統 原発の安全な継続使用を示唆=台湾

馬英九総統  原発の安全な継続使用を示唆=台湾
(台北 1日 中央社)馬英九総統は1日、原子力発電所稼動の是非について過去に原発事故の経験があるアメリカやロシアが現在でも運用を継続していることを例に挙げ原発廃止は世界的傾向ではないとし、安全対策を強化した上で引き続き使用していく考えを示した。

馬総統(=写真右)は経営コンサルタントで原子力改革監視委員会委員の大前研一氏(左)らの表敬訪問を受けた際、日本の原発全てが稼動停止したことに言及し、火力発電所で使用される天然ガスの輸入が増えることで貿易赤字が増加し電気代の高騰につながると指摘、日本国民の生活に大きな影響を与えることになるだろうと見解を示した。

一方で、東日本大震災による原発事故は台湾にも警鐘を鳴らすきっかけになったとして第4原発には津波に耐えることができる大型防潮堤を建設し、万一の際には廃炉を前提とした注水冷却措置をとることで放射性物質を外に漏らさない取り組みを行うと原発の安全対策強化を強調した。

また、馬総統は原発の利点は他の新エネルギーで補うことが難しいとし、産油国やスウェーデン、フィンランド、イギリス、スペインなど再生可能エネルギー利用で先進的なヨーロッパの国でも原発へのさまざまな取り組みが行われていることに触れ、日本でも震災後に稼動を停止した原発がその後再稼動したとして、台湾でも原発を継続して利用していく考えを示唆した。

(黄名璽/編集:齊藤啓介)

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