
遠雄建設によれば、現在の工事進捗率は55.17%で、ドーム部分では支柱の設置とスタンド部分の取り付けを行っているという。予定では来年1月1日より最も重要とされるトラス屋根の組み立て工程に入るとしており、ショッピングモールや宿泊施設、オフィスビルの建設も同時に実施するとしている。また、映画館については2014年4月の起工を目指しており、台北ドーム全体は2015年末に完成する見通し。
現在は350~450人の作業員が工事を行っているとしているが、室内工程が開始されれば2000人程度が作業に携わるとしている。また10月12日に施工ミスにより1人が死亡する事故が発生しているが、来週中には現場部分の工事の再開申請を行う予定としている。
(戴雅真/編集:齊藤啓介)