台湾の食品安全問題 乳製品などに禁止薬物報道も一次検査は合格

台湾の食品安全問題  乳製品などに禁止薬物報道も一次検査は合格
(台北 21日 中央社)台湾の週刊誌が、市販されている6割の乳製品などに食品への使用が禁止されている薬物が残留していたとの記事を掲載した問題で、当局はきょう、対象商品に対して実施した第1次検査の結果を公表、7品目が基準に合格した。

週刊誌「商業週刊」は最新号の中で、代謝物を使用した独自の検査結果として、統一や味全、光泉などの大手食品メーカーが販売している乳製品など9品目のうち、半数以上に抗生物質、エストロゲン、抗うつ剤、抑制剤、可塑剤など、病気になった乳牛の治療時に投与された薬物が残留している可能性があるとする記事を掲載。

これにともない味全は20日、抗生物質は使用していないとした上で、製品の定期検査を行い、合格したものだけを販売していると表明。統一も国の法律に従って検査を行っていると強調、結果も全て政府の規定範囲内だと説明。また、行政院農業委員会も2011年から今年10月までに全1356点を抜き取り調査したが、不合格は1点のみで、そのほかの商品からは違法薬物は検出されなかったと報告したが、週刊誌報道を受け引き続き調査をするとしていた。

農業委員会は21日、サンプルが間に合わなかった2商品を除く7商品における抗生物質48種類と鎮痛剤1種類などの一次検査の結果を公表、対象となった全商品で検出されず、可塑剤についても基準である1ppmを下回ったとした。

しかし、畜牧処は週刊誌報道が根拠とする代謝物からの検出だけでは、どの薬物のものなのか特定できないため、環境要因なのか本当に薬物投与が原因なのかわからないとし、短時間では可能性があるとされる薬物の検査を一つひとつ実施するのは不可能として、「今言えるのは、検査の結果に問題がなければ、その検査対象の薬物は使用されていないということだ」との見解を発表した。

一方で、衛生福利部食品薬物管理署はエストロゲンなど300種類の結果は早くても25日の公表になるとしたほか、代謝物や通常検査が行われない項目については1週間程度の時間が必要としている。

(楊淑閔、韓テイテイ、許秩維/編集:齊藤啓介)

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