(台北 8日 中央社)東呉大学(台北市)が主催した「2013ニューバランス東呉国際ウルトラマラソン」が8日に2日間の会期を終え、日本の男女選手が24時間コースの種目でそろって優勝、原良和(=写真左)は8連覇に挑戦した関家良一を破り総合優勝を勝ち取り、工藤真実(右)は女子優勝の防衛に成功した。

この大会は大学のグラウンドを24時間走り続けるという過酷なレースで、7日の午前9時から始まり、今日の午前9時に終了。
国内と海外から計42人の選手が参加、そのうち37人が完走、体調を崩した関家を含む5人が途中棄権となった。

原は684周、273.650キロの累積距離で総合優勝、工藤は527周、210.906キロの成績で女子優勝に輝いた。

医師の原は、2回目の挑戦で調子は悪くなかったが、優勝できるとは思わなかったと感想を述べ、ボランティアや応援の学生ら、参加者に感謝の意を表した。

世界記録を持つ銀行員で、8日に台北で初めての著書の中国語版を発表した工藤は、途中で何回も諦めたくなったが、応援してくれた友達と学生たちのおかげで完走でき、生涯忘れられない大会になったと感想を述べた。

一方、台湾代表で軍人の鄒双喜大佐は590周、236.035キロで総合成績5位となり、台湾の挑戦者のうち、3年連続で1位を保った。

(編集:張芳明)