金城武、映画「太平輪」撮影で過酷なロケにも果敢に挑戦/台湾
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(台北 24日 中央社)「レッドクリフ」などの代表作で知られるジョン・ウー(呉宇森)監督が23日、最新作「太平輪」の記者会見を行い、海中に転落する過酷なシーンなどを自ら演じた金城武(=写真右)ら役者陣の情熱に太鼓判を押した。

映画「太平輪」は1949年に客船太平輪が東シナ海上で貨物船と衝突後に沈没し多数の死傷者を出した悲劇を描く事実に基づいた物語で、金城武をはじめ、長澤まさみ(左)、チャン・ツィイー(章子怡)、ホァン・シャオミン(黄暁明)らが出演し、北京や上海での撮影のほか、最近では台湾の台北や墾丁などで2週間程度のロケを実施した。

華俳優らが集う撮影現場は「誰も“大物”ぶらず、謙虚で、不愉快になることはなかった」と語るウー監督。また、映画中には台湾語のセリフも多いが、ウー監督自身は話せないため、金城がいろいろな面で手伝うこともあったという。また、金城は海中でもがいたり、船の転覆シーンなどでも自ら果敢に挑戦したとし、演技に対する姿勢を絶賛した。

また、チャン・ツィイーは3年に渡って出演のアプローチをしてきたと語り、演じる下等船客の役は観客の涙を誘うのではないかと自信をのぞかせたほか、台湾での撮影では親しみのある演技に定評のあるリン・メイショウ(林美秀)が参加したことについて、ウー監督は自身と妻が大ファンだったからと起用の理由を語った。

陽明山(台北市)に組んだセットがお気に入りだというウー監督。製作チームや出演者も台湾のグルメや人情味が大好きになったと話すが、台湾での撮影後は北京でのロケに取り掛かり、来年末の公開を目指すとしている。

(徐卉/編集:齊藤啓介)