
(台北 5日 中央社)旧正月(春節)連休明けの5日、台湾株式市場は大幅に値を下げて取引を終了した。台湾市場は休場中に欧米株が大幅に下落したことを受けて後を追うように売り注文が殺到、一時8230ポイントと先週より232ポイント下げたがその後幾分持ち直し、終値は198.09ポイント(2.34%)安の8264.48で取引総額は1340.79億台湾元(約4472.84億円)となった。
この日、電子株ではTSMC(台湾積体電路製造)が4.29%安で終値は4.5元安の100.5元。漢民微測科技は35元安の863元、大立光電は20元安の1145元、ホンハイ(鴻海)は3.6元安の81.3元だった。また、伝統産業株の自動車、セメント、ガラスなどは3%安で取引終了まで回復をみないままとなり、主要株による引き上げもなく、紡績、製紙などは小幅な下落を示し、金融株は2.6%安となった。(1台湾元=3.34円)
関係者は台湾株は去年11月より下降と上昇を繰り返しているが、8100ポイントを割ることはないだろうとしており、きょうの各銘柄が軒並み値を下げる中、値上がりして取引を終えたスマートフォンやゲーム、低価格帯電子製品、一部バイオや太陽発電用シリコンチップ、サファイヤ基板などは今年有望とみている。
(韋枢/編集:谷口一康)
この日、電子株ではTSMC(台湾積体電路製造)が4.29%安で終値は4.5元安の100.5元。漢民微測科技は35元安の863元、大立光電は20元安の1145元、ホンハイ(鴻海)は3.6元安の81.3元だった。また、伝統産業株の自動車、セメント、ガラスなどは3%安で取引終了まで回復をみないままとなり、主要株による引き上げもなく、紡績、製紙などは小幅な下落を示し、金融株は2.6%安となった。(1台湾元=3.34円)
関係者は台湾株は去年11月より下降と上昇を繰り返しているが、8100ポイントを割ることはないだろうとしており、きょうの各銘柄が軒並み値を下げる中、値上がりして取引を終えたスマートフォンやゲーム、低価格帯電子製品、一部バイオや太陽発電用シリコンチップ、サファイヤ基板などは今年有望とみている。
(韋枢/編集:谷口一康)