台湾桃園空港、野鳥被害の防止に米軍仕様の高性能レーダーを導入

台湾桃園空港、野鳥被害の防止に米軍仕様の高性能レーダーを導入
(台北 6日 中央社)台湾桃園国際空港では野鳥が航空機エンジンに吸い込まれ故障を引き起こすなどのいわゆるバードストライクの発生を防止するため、米陸軍で使用されているレーダーを活用することになった。米ダラス空港以外での軍用レーダーの導入は台湾の桃園空港がアジアで初めてとなる。6日付の中国時報が伝えた。

この米軍仕様のレーダー技術はホワイトハウスで使用されているミサイル感知レーダーと同様のもので、台湾では米国国務省や米陸空軍による1年間にわたる厳正な審査を経て数種類の機密保持書類にサインして今年初め、ようやく輸入にこぎつけた。レーダーは空港周辺の野鳥の活動を監視し、鳥の距離、速度、範囲、高度、飛行ルートが識別できるだけでなく、鳥の動きや数を分析する機能を備え、赤外線撮影システムで目標物の確認もできるという。

桃園空港ではおととしまで野鳥による運航の支障がしばしば発生していたが、空港周辺の樹木を伐採したり河床にネットを敷くなどして巣作りや餌探しをしにくくしたところ、去年1年間でバードストライクの被害は49件にとどまった。このうち事故を引き起こしたのは、コウモリ、ツバメ、ヒバリ、タイワンヨタカ、アマサギ、カササギ、ゴイサギが多い。いずれも大事故には至っていないが、エンジン故障や部品の損傷による被害額は決して小さくない。

新しく導入される野鳥被害防止用レーダーは今年6月末までに設置完了の予定。

(編集:谷口一康)

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