(高雄 12日 中央社)台湾高速鉄路(高鉄、新幹線)が日本に向けて発注していた増備車両4編成のうち、最後の1編成が神戸港から海上輸送され、12日に高雄港で陸揚げされた。今後各種試験が行われた後、営業運転に投入される。


高鉄では台北―南港間で延伸工事が行われているほか、苗栗、彰化、雲林の新駅が今年末に開業する予定で、輸送力増強に向けた車両の増備を進めている。。

車両は現行の700T型と同型だが、授乳室が新たに設置され、座席やテーブルなどにも改良が加えられた。同社では「快適で便利な移動空間を提供できる」としている。

(王淑芬/編集:齊藤啓介)