(台北 25日 中央社)内政部は25日、電子マネー機能を搭載したICカード身分証を2017年に導入する予定だと発表した。予算は約81億台湾元(約295億円)で、全体的な計画は来年提出される。


新たに導入予定の身分証では、インターネットを通じて行政手続きなどをする際に必要な個人認証機能も付加される。電子マネーの利用については各自で選択できるという。

今年5月には身分証に健康保険証機能を統合する考えも示されていたが、陳威仁部長(内相)はこの日、健康保険証の部分については衛生福利部や行政院と検討していくと述べた。

(王承中/編集:名切千絵)