(台北 6日 中央社)歌手のジェイ・チョウ(周杰倫)が、自身が発掘した新人歌手、パトリック・ブラスカ(派偉俊)とともに人気アニメ映画シリーズの最新作「カンフー・パンダ3」の全世界共通主題歌を担当することが5日、分かった。2人でデュエットし、パトリックが作曲を、ジェイはプロデューサーを務める。
ジェイがアニメ映画の主題歌を手掛けるのは初。

曲名は「Try」。ロックと中華風ラップを融合させた曲調に英語と中国語の歌詞を乗せた国際感あふれるナンバーに仕上がった。中国語詞は作詞家のヴィンセント・ファン(方文山)が、英語詞はシンガポール出身の女性歌手、セレスト・シェン([冫先]佩瑾)が担当。勇敢に何度も挑戦することを励ますメッセージが込められている。

レコーディングは米ロサンゼルスで行われた。
パトリックは当時、多くのスタッフの目線が自分に注がれたことで責任の重さを感じ、さらに緊張していたという。

(鄭景ブン/編集:名切千絵)