サンドアートフェス開幕 世界大会では日本人彫刻家が優勝/台湾

サンドアートフェス開幕  世界大会では日本人彫刻家が優勝/台湾
(台北 9日 中央社)台湾北部の海水浴場、福隆ビーチで6日「福隆国際砂彫芸術季(サンドアートフェスティバル)」が開幕し、イベントに合わせて行われた世界大会では、日本人の砂像彫刻家、保坂俊彦さんが見事に優勝を射止めた。

福隆サンドアートフェスティバルは台湾北部を代表する初夏の観光イベント。今年で開催10年目を迎えることから、10歳の少女の童話世界がモチーフ。童話や映画の登場人物や名場面が生き生きとした砂像で表現される。中でも高さ13メートルの巨大な城が、高さでは過去最高ということで注目を集めている。

フェスティバルではサンドアートの世界大会も行われ、13カ国・地域から集まった20名の砂像彫刻家が、「ヒーロー」をテーマに、4日から作品づくりを開始していた。6日に上位3位が発表され、保坂さんの作品「宮本武蔵」が1位になった。

「宮本武蔵」像は、宮本武蔵が凛とした顔つきで正座している姿。生き生きとした表情が高い評価を得た。

保坂さんは日本でも数少ない砂像彫刻家のひとり。活動歴は20年、台湾とも縁が深い。2010年から今まで、毎年のように台湾で作品を展示したり、制作の指導にあたったりしている。特に東日本大震災が発生した2011年の福隆国際砂彫芸術季では、台湾からの支援に感謝する砂像を制作している。

福隆国際砂彫芸術季の開催は7月9日まで。

(陳葦庭/編集:塚越西穂)

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