事故を起こしたのはバス事業者「アロハバス」(阿羅哈客運、高雄市)が運行するバス。国道公路警察局によると、運転手は事故当時の状況について、ライトを点灯していない乗用車が突然目に入り、急きょ避けようとしたところガードレールにぶつかったと話しているという。警察は、酒気帯び運転ではなかったとみている。
警察によれば、死亡した6人は車外に投げ出されており、シートベルトをしていなかったとみられている。
高速道路で重大な事故が発生するのは昨年7月以降4件目。今年2月には台北市の国道5号で観光バスが横転し、乗員乗客33人が死亡した。
(程啓峰、王淑芬、呂欣ケイ/編集:名切千絵)