米オレゴン健康科学大学のブライアン・ドラッカー氏は、患者が病魔に打ち勝って元気になる姿が見られるのが自身の励みになっていると話し、このような重要な賞を獲得できてよりうれしく思うと語った。
米テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターのジョン・メンデルゾーン氏は、驚きとともに名誉に感じるとコメント。自身が率いるチームの研究が米国だけでなく東洋にも影響をもたらしていることに触れ、これも多くの人々が数十年かけて達成した成果だとし、非常に誇りに感じると喜んだ。
3氏はいずれも、がん治療への貢献が評価された。ハンター氏は、発がん遺伝子Srcがチロシンキナーゼであることを発見した。ドラッカー氏は、白血病細胞の増殖を止める分子標的薬「グリベック」を開発した。メンデルゾーン氏は、上皮成長因子受容体(EGFR)の働きを阻害する抗がん剤「セツキシマブ」の開発者。
(江今葉、曹宇帆/編集:楊千慧)