蔡総統、NASAを訪問 総統として初 先端技術発展の意欲示す/台湾

蔡総統、NASAを訪問  総統として初  先端技術発展の意欲示す/台湾
中華民国(台湾)の総統として初めてNASAを訪問する蔡英文氏(左から4人目)
(ヒューストン 20日 中央社)蔡英文総統は現地時間19日午前、中南米歴訪の帰路の経由地、米ヒューストンにある米航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センターを訪問した。中華民国(台湾)の総統が米国立ち寄りの際に米政府機関を訪れるのは初めて。専門家は、今回のNASA訪問は、先端技術の発展における台湾の意欲を示すものだと分析している。

蔡総統は宇宙機の管制室「ミッションコントロールセンター」でNASAの担当者から説明を聞き取った後、実物大模型を置く訓練施設に向かい、ボーイング社の宇宙船「スターライナー」やロシアの「ソユーズ」などの模型のほか、日本や米国、ロシアなどの宇宙ステーションの模型の内部を見学した。

台湾と米国は衛星や気象データ分析において、長年にわたり協力関係にある。年末から来年初頭にかけては、台米共同プロジェクトの気象衛星「福衛7号」(フォルモサット7号)の打ち上げが予定される。主要なペイロードはNASAから提供される。

宇宙技術に詳しい匿名の専門家は、蔡総統が初の米政府機関訪問にNASAを選んだのは、場所的な利便性だけでなく、「非常に上手い戦略」だと分析する。NASAは宇宙技術研究の重鎮であるため、台湾の先端技術発展における意欲を彰顕できると語った。

今回の訪問が台米間の宇宙観測分野における協力をさらに密接にする契機となりうるかについて、国家実験研究院国家宇宙センターの余憲政副主任は中央社に対し、「もちろん米国側との連携がますます普遍的になっていくことを望む」と述べた。

同日正午には台米商業フォーラムに出席。午後には、世界最大の医療研究機関集積地「テキサスメディカルセンター」のイノベーション研究所を訪れ、イノベーション産業の集積地形成や発展のシステムの構築などについて理解を深めた。蔡総統は19日夜にヒューストンを後にし、台湾時間20日午後11時30分に台湾に到着する予定。

(葉素萍、廖禹揚/編集:名切千絵)

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