(台北 28日 中央社)アジア最大級のコンピューター見本市「コンピュテックス台北」が28日、台北市内で開幕した。主催の台北市コンピュータ協会(台北市電脳商業同業公会)の童子賢理事長はあいさつで、今後数年間は既存の産業と人工知能(AI)、モノのインターネットなど新技術の結合が進むとの見通しを示し、同展が今後とも世界的な展示会やビジネスマッチングの場としての役割を担っていくことに期待を寄せた。


中華民国対外貿易発展協会(台湾貿易センター、TAITRA)によると、同展の規模は年々拡大しており、今年は世界30カ国・地域から1685社、5508ブースが出展。出展企業数で前年比5.1%増、ブース数は同9.8%増となった。スタートアップに特化した展示エリア「InnoVEX」には、25カ国・地域から、昨年の388社よりも多い467社が参加した。

同展は世界貿易センター1号館、台北国際会議センター、南港展覧館1、2号館で6月1日まで開催。「InnoVEX」は世界貿易センター1号館で今月29日から31日まで。

(張建中、呉家、鍾栄峰/編集:塚越西穂)