エバー航空CA、待遇改善求めてデモ 会社側が遺憾表明/台湾

エバー航空CA、待遇改善求めてデモ  会社側が遺憾表明/台湾
デモに参加したエバー航空の客室乗務員ら
(台北 5日 中央社)エバー(長栄)航空の一部客室乗務員(CA)が加入する労働組合が4日、台北市内で待遇改善を求めるデモ行進を実施し、800人余りが参加した。同社は同日、労働条件について複数の改善策が実施され始めていると声明で説明し、ストライキも辞さない構えを示す組合側の姿勢に遺憾の意を表明した。

職業別労組「桃園市空服員職業工会」は、疲労リスクの高いフライトでの勤務体制の改善やパーディアム(旅費日当)の引き上げなどを求めている。3月初旬から4月中旬にかけて3度にわたる労使交渉が行われたが物別れに終わり、労組は5月13日、ストライキ権確立のための組合員投票を開始。双方は同24日、29日に再び話し合いの場を持ったが、合意には至らなかった。

デモ当日には、エバー航空CA500人余り、その他の組合員300人近くがエバーグリーン・グループ(長栄集団)本社前に集合し、「尊厳を勝ち取る」などとシュプレヒコールを上げ、午後2時過ぎに約3.5キロ離れた張栄発基金会に向けて出発した。

エバー側は声明で、労組が昨年11月、一方的に労使交渉を中断したにもかかわらず、企業として労働条件の改善に取り組んできたと指摘。疲労リスクが指摘されていたプノンペン路線では3月から改善策が講じられているほか、東京路線でも7月から1カ月に20日間休暇がとれる体制になり、職務に応じてひと月に6万6000台湾元(約22万7500円)から8万9000元(約30万7000円)が支給されるようになると説明。多くのCAが喜んで受け入れている一方で、労組側は理解を示そうとしないと批判した。

ストライキ権を巡る組合員投票は6月6日まで続けられる。

(汪淑芬、呉欣紜/編集:塚越西穂)

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