日本時代の面影残す林百貨、再開業から5年 沖縄にも近く開店/台湾

日本時代の面影残す林百貨、再開業から5年  沖縄にも近く開店/台湾
店内に展示されるレコードプレーヤーを操作する黄偉哲台南市長(手前)=同市政府提供
(台北 11日 中央社)南部・台南市の観光名所「林百貨」は、2014年のリニューアルオープンから14日で5年を迎える。これを受けて黄偉哲市長が10日、祝福に駆け付けた。黄氏は再開業後の林百貨について、昨年末台北駅に売り場を設けたほか、もうすぐ海外1号店が沖縄に開店すると紹介して高く評価。今後も文化の発展に新たな生命を注ぎ込んでほしいと期待を示した。

林百貨の前身は、日本統治時代の1932(昭和7)年に開業した「ハヤシ百貨店」。当時の台南で最も高いモダンな建築が人々の注目を集めた。戦後は台湾製塩(現台塩実業)などの事務所として使われた。その後事務所の移転に伴って空きビルとなり、98年に同市の古跡に登録された。同市政府文化局の奔走の下、文化クリエーティブ産業の拠点として2014年に再オープン。同市によると、これまでに国内外から600万人以上の観光客が訪れたという。

林百貨では、再開業5周年を記念し、日本統治時代から現代に至るまでの館内音楽や台湾の音楽市場の変化などを伝える特別展を開催している。音楽関連の出版物やカセット、レコードプレーヤーなどが展示されるほか、昔の流行音楽などを紹介する講座なども開かれる。9月1日まで。

(編集:塚越西穂)

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