日本統治時代から残る製糖工場の検車庫、陶芸工房に転身/台湾

日本統治時代から残る製糖工場の検車庫、陶芸工房に転身/台湾
陶芸工房に転身した日本統治時代から残る製糖工場の検車庫=十鼓文創提供
(台南 22日 中央社)南部・台南市のカルチャーパーク「十鼓仁糖文創園区」の敷地内に残る日本統治時代の検車庫が改修され、環境にやさしい薪窯を備えた陶芸工房に生まれ変わった。

同パークの前身は1909(明治42)年に完成した台湾製糖の工場。検車庫ではサトウキビなどを運ぶトロッコの修理などが行われていた。戦後は国民党政権に接収され、台湾糖業の管轄下で操業が続けられたが2003年に閉鎖。娯楽施設として整備され、07年に再開放された。

同工房で創作活動をする陶芸家の呉聖興さんによると、使用する窯は1300度の高温に耐えるもので、木材の使用を約3割減らせるだけでなく、大量の黒煙を出さずに陶器を焼き上げることができるという。毎週金、土、日曜日には陶芸教室も開かれる。

22日にメディアの取材に応じた同パークの楊有文副総経理(副社長)は、敷地内には樹木が多く、自然に落ちてくる大量の枝をいかに活用するか思案の末に薪窯で陶芸品を作ることを思い立ったと語り、来園者に循環経済の概念を伝えたいと意欲を示した。

(楊思瑞/編集:塚越西穂)

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