台湾の小学生ら 日本で伝統芸能用い環境保全のPR公演へ

記事まとめ

  • 漂流カメラを日本人の持ち主に無事手渡した北東部・宜蘭県岳明小学校の児童らが日本旅行をする見通しとなった。
  • 滞在中、通訳の協力の下、台湾の伝統芸能「ポテヒ」と呼ばれる指人形劇でカメラを拾った物語を披露する。
  • 劇の登場人物について紹介する日本語ポスターの作成にも励み、海洋や地球環境の保全に対する自らのビジョンを伝える。

台湾の小学生、日本で環境保全のPR公演 漂流カメラを拾う縁で

台湾の小学生、日本で環境保全のPR公演  漂流カメラを拾う縁で
ポテヒの稽古に励む岳明小の児童ら
(宜蘭 25日 中央社)昨年3月、海辺の清掃中に見つかった漂流カメラを日本人の持ち主に無事手渡した北東部・宜蘭県岳明小学校の児童らが7月上旬、念願の日本旅行を実現する見通しとなった。環境保全に対する人々の関心を喚起しようと、滞在中、通訳の協力の下、台湾の伝統芸能「ポテヒ(布袋戯)」と呼ばれる指人形劇で、カメラを拾った物語を披露する。

日本訪問は7月2日から9日間の日程で行われる。銚子市立高神小学校、銚子電鉄の駅、成田市立本城小学校(いずれも千葉県)、台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(東京都)でそれぞれパフォーマンスを行う。これに備え、児童らは現在、日本語の特訓を受けている。劇の登場人物について紹介する日本語ポスターの作成にも励み、海洋や地球環境の保全に対する自らのビジョンを伝える。漂着ごみの有無をチェックするため海辺も訪れ、掃除する心構えを見せている。

カメラは日本人女子大生が3年半前に旅行先の石垣島で紛失したもの。持ち主は児童への感謝を示そうと、昨年4月、岳明小に足を運びカメラを受け取った。これがきっかけで日本に対し興味を持つようになった児童たちは、ポテヒの日本公演をかなえようと、手作りの工芸品を販売したりして募金し、3カ月余りで必要な旅費約66万台湾元(約230万円)を集めた。

(沈如峰/編集:荘麗玲)

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