(ジャカルタ 22日 中央社)バドミントンのインドネシア・オープンは21日、ジャカルタで各種目の決勝が行われ、男子シングルスで周天成が台湾人として初の優勝を飾った。試合後、台湾のファンに謝意を示し、今後も努力を続けていくと語った。


世界ランキング3位の周は、決勝で同11位のアンダース・アントンセン(デンマーク)と対戦。第1ゲームは21-18で競り勝ったが、第2ゲームを24-26で落とした。第3ゲームは序盤、点を奪い合い7-7となったが、周が連続して点を取ると勢いづき、リードしたまま、21-15で勝利した。

女子シングルスは世界ランキング1位の戴資穎が連覇を目指していたが、20日の準決勝で山口茜にストレートで敗れた。戴はこの日、体調が芳しくなくなかったという。序盤から調子が出ず、劣勢に追い込まれた。


だが試合後は、時折笑顔さえ見せつつすっきりとした表情でインタビューに応じた戴。残念な気持ちがあるかとの質問には「そんなことはない。自分でコントロールできることではないから」と断言。山口については、スピードが速かったし、球も良かったと話した。

周と戴は23日に開幕するジャパン・オープンに臨む。

(龍柏安、石秀娟、黄巧ブン/編集:楊千慧)