(台北 9日 中央社)野球のU18(18歳以下)ワールドカップ最終日は8日、決勝が韓国・機張で行われ、台湾が米国を2-1で破り優勝した。台湾の優勝は2010年以来5大会ぶり、3度目。


5連覇を狙う米国とは1次ラウンドで1-8で敗れていた台湾。決勝では五回に1点を先制し、八回にさらに1点を追加。先発の余謙が6回3分の2を投げ、無失点、7奪三振の好投で米国打線を押さえつけた。九回で守備が乱れ、1点を返されたが逃げ切った。

優勝が決まると選手たちは満面の笑みでマウンドに駆け寄り、歓喜の声を上げた。感動で涙を流す選手もいた。


周宗志監督は選手の集中力と態度をたたえ、「この優勝はみんなのもの。歩みを止めず、未来に待ち構えるさらなる挑戦に立ち向かい、自分にムチを打って絶えず前進してほしい」とエールを送った。

(謝静ブン/編集:名切千絵)