台湾 日本統治時代の水道施設を整備した博物館オープン、2日で6万人超の盛況

記事まとめ

  • 台湾で、日本統治時代の水道施設跡を整備した博物館が、国慶節の4連休初日にオープン。
  • ネットで話題になっていたこともあり朝早くから行列の盛況ぶり。
  • 入館者数は11日時点で6万人超、連休中に計12万人に達すると見込まれる。

日本統治時代の水道施設を整備した博物館 オープン2日で来場者6万人超/台湾

日本統治時代の水道施設を整備した博物館  オープン2日で来場者6万人超/台湾
10日にオープンした台南山上花園水道博物館=台南市政府提供
(台南中央社)日本統治時代に建設された水道施設跡「旧台南水道」を修復・整備した南部・台南市の「台南山上花園水道博物館」が、国慶節(中華民国の建国記念日)の4連休初日となる10日にオープンした。インターネットユーザーの間で話題になっていたこともあり、朝早くから大勢の人々が行列を作る盛況となった。入館者数は11日の時点で6万人を上回っており、同市政府文化局は、連休中に計12万人に達すると見込んでいる。

1922(大正11)年に竣工した台南水道。建設に大きく貢献したのは1897(明治30)年に台南で水質調査を開始した台湾総督府の英国人衛生顧問、ウィリアム・バートンと、その教え子に当たる日本人技師の浜野弥四郎。浜野は99(同32)年に病死した恩師の遺志を受け継ぎ、台湾各地の上下水道整備に力を尽くした。台南水道は戦後も、設備を引き継いだ水道業者によって82年まで稼働が続けられた。2005年に国定古跡に登録され、14年に所有権を獲得した台南市が中央政府と共同で修繕工事を進めていた。

11日には開館式が行われ、日本から、施設修復の参考となった書籍「都市の医師―浜野弥四郎の軌跡」の著者、稲場紀久雄・大阪経済大学名誉教授が出席した。浜野氏の子孫は訪台がかなわなかったが、稲場氏を通じて祝賀メッセージを寄せた。

山上花園水道博物館の敷地面積は約56ヘクタール。ポンプ室やろ過施設、事務所などが残る「博物館エリア」、日本人によって開かれたゴルフ場跡を利用したフラワーガーデン「花園エリア」、うっそうとした樹木が生い茂る「密林エリア」からなる。入館料は100台湾元(約350円)。火曜休園。

(張栄祥/編集:塚越西穂)

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