(台北中央社)教育部(教育省)体育署の高俊雄署長は先月31日、来年の東京五輪・パラリンピックに向けた準備のため、先月初旬に日本に視察団を派遣したと説明した。

高氏によると、視察団は10月4~10日の日程で訪日。
アーチェリーや野球、ゴルフ、カヌー、ボート、卓球、体操、柔道、空手、テニスについて、練習場や交通手段の確認などを行った。特にアーチェリーの決勝が行われる会場で標的の色や射程、位置などを確かめたとし、今後台湾でも、練習場の配置をこれに合わせて調整する意向を示した。

選手に同行する関係者の宿泊施設に関しては、在日台湾人らがバックアップする民宿を借り切る予定。このほか、ゴルフ会場については、選手村から遠いことを考慮し、選手と関係者のために近場のホテルを手配したとしている。

(黄巧ブン/編集:塚越西穂)