(台北中央社)アイドルグループの嵐が11日、アジア4都市を巡る「ジェットストーム」の一環で、台湾を訪問した。同日午前、台北松山空港(台北市)のVIP用ロビー前の屋外広場には、帰国する5人を見送ろうと、目算でファン1000人以上が集結。
メンバーが車から降りて姿を見せると、割れんばかりの大歓声が響いた。

嵐が全員揃って台湾を訪れるのは、2008年の台湾公演以来11年ぶり。多くのファンはメンバーの名前や写真入りのうちわやメッセージボードを手にし、嵐への愛や台湾に来てくれたことへの感謝を表現していた。最前列中央に並んでいた女性ファンによると、前日正午から位置取りをしていたという。

5人は笑顔で手を振りながらファンの前をゆっくり歩き、スマートフォンで自撮りをするなどして台湾のファンとの束の間の交流を楽しんでいた。

台北は今回のジェットストームでの最後の訪問先。
9日夜に東京を出発してから10日夜までに、ジャカルタ、シンガポール、バンコクで記者会見を開いた。メンバーはこの日早朝に台湾に到着。台北市内での記者会見を終えたその足で空港に向かい、わずか数時間の台湾訪問を終了した。

(名切千絵)