日本統治時代の庭付き一軒家、おしゃれなレストランカフェに/台北・陽明山

日本統治時代の庭付き一軒家、おしゃれなレストランカフェに/台北・陽明山
レストランカフェの一角=台北市文化局提供
(台北中央社)日本統治時代に建てられた台北市内の庭付き一軒家が、同市政府文化局の修復・再活用プロジェクトによっておしゃれなレストランカフェに生まれ変わり、19日に開店した。

この建物は、同市郊外の陽明山中腹に位置する和洋折衷の日本家屋。文化部(文化省)の資料によると、1937(昭和12)年に日本人が土地を取得し、40年以降は同化政策を推進する「台北州教化連合会」の拠点などとして使われた。書斎が洋室、寝室や居間が和室の造りで、一部の欄間(らんま)が良好な状態で保存されているほか、日本風の庭園や竹林も残る。戦後、台湾省公産管理処に接収され、最終的に士林園芸試験分所(現・同市園芸管理所)の所長宿舎となった。2002年に入居者が死去したのを受けて遺族が家を引き払い、空き家に。同市観光伝播局が予算を組んで修復し、09年からは同市が開催するイベントや展示会などの会場として使用されていた。12年に市の歴史的建築物に登録された。

市内に残る古建築の再活用促進を目指す同市政府文化局は、公的機関が文化財を提供し、民間による修復、再活用を優遇措置で後押しするプロジェクトを13年から推進している。今回のケースもその一環で、台湾の大手コーヒーチェーンが3000万台湾元(約1億700万円)を投じ、新たに展開するレストランカフェの旗艦店に変貌させた。今後は定期的にコーヒー関連の講座やイベント、休日市場などを開催する予定。庭園やトイレは一般開放され、営業時間内であれば自由に参観、使用できる。

(陳怡セン/編集:塚越西穂)
フォーカス台湾の記事をもっと見る 2019年11月19日の国際総合記事
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