(台北中央社)台米日豪が共催するグローバル協力訓練枠組み(GCTF)のエネルギーガバナンスに関するワークショップが20日、台北市内で開幕した。インド・太平洋地域の15カ国から専門家が参加し、地域内におけるエネルギーの安全やレジリエンス(強靭性)について意見を交わす。


同枠組みは台湾と米国が2015年、地球規模の問題対処を目指し構築に向けた覚書を締結。これに日本が今年から加わり、オーストラリアは今回初めて参加した。オーストラリアのゲイリー・コーワン駐台代表(大使に相当)は、同国のマッコーリー・キャピタルが台湾の洋上風力発電事業に投資していることに言及し、台湾を重要なパートナーと見なしていると言明。また、台湾は二酸化炭素削減やエネルギーの安全などの国際的な課題で貢献しているとの見方を示した。

(廖禹揚/編集:楊千慧)