台湾の総統・立法委員選は「世代交代の選挙」=野嶋剛さん

台湾の総統・立法委員選は「世代交代の選挙」=野嶋剛さん
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野嶋剛さん
(台北中央社)台湾で対中強硬路線の蔡英文総統が再選を果たし、議会選では与党・民進党が単独過半数を維持した。日本や台湾で活動するジャーナリストの野嶋剛さんは13日、中央社の取材に応じ、蔡総統が掲げる「中華民国台湾」という呼び名が支持されたとの見方を示した。一方、独立派の長老らによる小政党など極端な立場を取る政党には票が集まらず、野嶋さんは「世代交代の選挙といえる」と指摘した。

総統・立法委員(国会議員)選が11日投開票された。蔡総統は800万票を超える過去最多得票を記録し、対中融和路線の最大野党・国民党の韓国瑜高雄市長に圧勝。総統選の投票率は直近3回で最高となる74.90%だった。

野嶋さんは、投票率の高さが意外だったと話し、日本人を最も驚かせたことだと指摘。特に若者の投票率が高かったように思うとの考えを示した。自身の周りでも多くの在日台湾人が選挙に合わせて帰国したという。

台湾には在外選挙制度や事前投票制度がなく、有権者は戸籍地で投票することが求められる。今回の選挙前には投票に合わせて帰省する人が多く見られ、総統選前日の10日、台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)の単日利用者数は南下(下り)路線で開業以来最多となる18万604人を記録。海外からの帰郷者も目立ち、日本メディアでも大きく取り上げられた。

野嶋さんは、投票率の高さの要因として香港デモを挙げる。香港の惨状を目の当たりにした台湾人の間では中国に対する警戒感が広がり、「亡国感」という言葉が流行した。
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