同線は台北郊外を環状に結ぶ計画。南西の部分に当たる第1期区間はいずれも新北市内で、台北市中心部まで出て乗り換える必要がなくなる。頭前庄駅(新荘区)から板橋駅(板橋区)まで試乗した侯市長は、これまで39分かかっていたのが5分で到着したと喜んだ。
全長15.4キロ。14駅中13駅が高架駅で、残り1駅は地下駅。色彩豊かな駅や高架橋の多くはフランス人建築家、エマニュエル・ムホー氏によるデザインで、台湾鉄道や新幹線も通る同市の交通の要、板橋駅はフランスを代表する美術家、ダニエル・ビュレン氏が手掛けた。
試乗は午前10時から午後4時まで。8分間隔で運行される。開業後は、ピーク時が4~7分間隔、それ以外は5~10分間隔での運行となる見通し。
今月初めに交通部(交通省)による審査を終えた。正式な開業日は新北市と台北市の協議で決定される。
(王鴻國、黄旭昇、梁珮綺、葉臻/編集:楊千慧)