試乗期間中の運行時間は午前10時から午後4時まで。記者会見を開いた市捷運工程局の李政安局長によれば、同日は途中増便によって10編成での運行となり、運転間隔は当初の8分から、6分25秒に短縮された。李局長は、今後も混雑状況に応じて運行本数を増やしていくと説明した。
初日は一部の駅でエスカレーターの故障が発生したほか、乗客からは混雑やブレーキ音の大きさなどに不満の声が寄せられた。体験乗車した男性によれば、ドアの開閉時に鳴るチャイム音が小さくて聞こえず、友人がドアに挟まれるトラブルもあったという。李局長は車内混雑に関し、分散乗車を呼び掛けた。ドアの開閉時の問題については、ドアが閉まるまでの時間を混雑具合によって調整する方針を示した。
(葉臻/編集:名切千絵)