台湾新幹線建設で試験車として活躍した「0系」、今年末に台南で展示へ

台湾新幹線建設で試験車として活躍した「0系」、今年末に台南で展示へ
新幹線「0系」の展示予定地を視察する林交通部長(右)
(台南中央社)台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)建設時に試験車として投入された新幹線「0系」が今年末にも高鉄の台南駅で展示される見通しだ。林佳龍交通部長(交通相)が20日明らかにした。林部長はこの日、同駅前の展示予定地を視察。0系について貴重な鉄道文化財だとし、歴史と鉄道文化や未来の交通発展をつなげることで、同エリアの観光機能の拡充を図る考えを示した。

2000年に着工し、07年に開業した高鉄。日本の新幹線技術が導入された海外初の例となった。0系は列車とトンネル内壁との距離が適正な範囲内に保たれているかを調べる建築限界測定車として使用された。

林部長の視察に同行した交通部(交通省)鉄道局の胡湘麟局長は0系が世界初の高速鉄道車両であることに触れた上で、海外に譲渡されたのはイギリスと台湾のみで、日本以外で残されているのは世界でこの2両だけだと紹介した。

胡局長によれば、台湾の0系は高鉄での役目を終えた後、北部・新竹の車両基地で保管されていたが、昨年9月から12月にかけて修復作業が行われ、南部・高雄の基地にすでに移された。

(楊思瑞/編集:楊千慧)

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