新型ウイルス、台湾の感染者7人に=武漢からの旅行客2人、中部で活動

新型ウイルス、台湾の感染者7人に=武漢からの旅行客2人、中部で活動
衛生福利部(保健省)疾病管制署、荘人祥副署長(中央)
(台北中央社)中国湖北省の武漢市を中心に海外に広がっている新型コロナウイルスによる肺炎で、台湾の中央感染症指揮センターは28日午後、6人目と7人目の感染者を確認したと発表した。感染が確認されたのは、武漢が事実上の封鎖となる前日の22日、旅行客として台湾入りした同市在住の70代女性2人で、共に行動していたもう1人の武漢市民も隔離の上、検査を受けている。

衛生福利部(保健省)疾病管制署、荘人祥副署長の発表によれば、3人は個人旅行客で、主に中部で活動し、25日に発熱してすぐ病院に駆け込んだ。うち2人のウイルスへの感染が確認されたが、いずれも肺炎の症状は出ていない。状態は安定しているという。荘副署長は2人について、武漢ですでに感染していた可能性が高いとの見方を示した。

これまで感染が確認された7人は隔離の上で治療を受けており、全員の容体は安定している。5人の患者との接触者は470人で、この中で症状が出た16人のうち、10人は陰性で、残り6人は検査中。6人目と7人目の患者と接触した人についても確認を急いでいる。荘副署長は、今回のウイルスは発熱してから感染力を持つと説明し、同署は注意が必要な接触者に通達するとした。

また同センターは、感染症危険レベルで3段階のうち最も高い「警告」の対象とする地域を香港・マカオを除く中国本土全域に拡大すると発表。不要不急の渡航はしないよう求めている。

(張茗喧/編集:楊千慧)

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