(台北中央社)米軍の爆撃機1機が先月31日、台湾が管轄する台北飛行情報区に進入したことが分かった。航空機の動向を追跡するツイッターアカウント「エアクラフト・スポット」が同日明かした。
これを受けて国防部(国防省)の史順文報道官は1日、中華民国軍は台湾海峡周辺の海・空域の状況を十分に把握していると述べ、国民に安心するよう呼び掛けた。

同アカウントによれば、台北飛行情報区に進入したのはのB52戦略爆撃機。中国や台湾の東部海域を飛行した後、グアムのアンダーセン空軍基地に戻ったという。同アカウントは昨年12月初めにも、同基地から飛び立った2機のB52が台北飛行情報区を巡航したと報告している。

(游凱翔/編集:塚越西穂)