(台北中央社)台湾の女優、リン・チーリンの名を冠したフラワーガーデンが、南部・台南市の台南市美術館1号館の中庭にお目見えする。チーリンが個人名義で永久的な里親になることを申し出たのを受けてのことで、今後は季節に応じ、ブーゲンビリアやトルコギキョウなど10種類の花々が中庭の景色に彩りを添えるという。


チーリンは昨年11月、音楽グループ、EXILE(エグザイル)のメンバー、AKIRAと挙式。情緒あふれる同館の中庭で披露宴を行っていた。同館はチーリンの申し出に感謝し、フラワーガーデンに「チーリンさんの幸福の花園」と命名。サイン入りの立て看板を設置した。

同館は日本統治時代に警察署として使われた市定古跡をリノベーションしたもので、昨年1月末に正式オープン。中庭には戦後に植えられたという大きなガジュマルの木があり、通常はカフェスペースとして使われている。


(鄭景ブン/編集:塚越西穂)