クルーズ船検疫、対象者は全員陰性 台湾人乗客ら、帰宅の途へ

クルーズ船検疫、対象者は全員陰性 台湾人乗客ら、帰宅の途へ
クルーズ船から降りて帰途につく乗客たち
(基隆中央社)北部・基隆港に8日到着した国際クルーズ船「スーパースター・アクエリアス」の一部乗船者を対象に実施した検疫で、全員陰性だったことが分かった。陳時中・衛生福利部長(保健相)が同日夜の記者会見で明らかにした。検査結果を受け、1700人余りの乗客が下船し、帰途に就いた。乗客には今後、14日間にわたる健康面の自己管理が求められる。

新型コロナウイルスが猛威を振るう中、政府は6日から、国際クルーズ船の台湾寄港を禁止とした。だが、同船に搭乗していた乗客1738人のうち、1709人が台湾人であることから、検疫の実施を条件に入港が認められた。対象となったのは、乗客と乗員のうち、発熱の症状が見られる人、中国への渡航歴がある人、または渡航歴が不明な人、外国人の計128人。到着から約9時間後、全員陰性だと判明した。陳部長から結果についてアナウンスされると、乗客たちは歓声を上げたという。

同船は4日、母港の基隆港を出て、那覇に寄港し、7日に戻る予定だったが、クルーズ船での新型コロナウイルスの感染拡大を背景に一時入港が危ぶまれていた。同船の運営会社によると、検査結果を受け乗客全員は無事下船。物資補給を終えた同船は9日午前、基隆港を一時離れた。営業運航ではない形で母港への寄港ができるよう、各方面と協議中だという。

(張茗喧/編集:荘麗玲)

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