急ピッチで進むマスク生産ライン製造 工作機械企業が組織を超えて協力

急ピッチで進むマスク生産ライン製造  工作機械企業が組織を超えて協力
マスク生産ライン製造の「ナショナルチーム」のメンバーたち
(台北中央社)台湾ではマスク増産に向け、マスク製造装置の製造が急ピッチで進められている。この任務には、世界に誇る高い技術力を有する工作機械メーカーが多数参加し、組織の枠を超えて力を貸している。

マスク増産のため、政府は1月末、マスクの生産ライン60基の購入を決めた。60基の製造から引き渡しまでには、通常は4~6カ月はかかるとされる。だが政府の発表を受けて結成された「工作機械ナショナルチーム」は作業開始からわずか25日で引き渡しまで完了させた。60基は今月上旬から稼働を始めている。政府が先月下旬に追加購入した32基は、今月20日までの完成を目指している。

ナショナルチームには政府系研究機関3機関や工作機械・部品工業同業公会(同業組合)に所属する企業20社以上が参加。100人を超える規模で製造を行い、組合会員だけでも延べ2000人以上が製造に協力している。

製造を支援する企業には、各分野で世界的に一目置かれる企業も少なくない。哈伯精密(台中市)は工作機械の温度補償制御において欠かせない技術を有しており、日本の工作機械メーカー上位10社中7社に同社の製品が使われているという。盈錫精密工業(同)はナットで世界シェア3位を誇る。慶鴻機電(同)は台湾最大の放電加工機メーカーで、世界5位に位置する。

生産ライン92基のうち50基以上は、新北市の山間部にある工場で製造されている。「ここに来るのはみな各企業のエリートやマネジャー、ベテラン従業員だ」と同業組合の許文憲理事長は説明する。普段は熾烈な競争を繰り広げている企業が、今回は心を一つに手を組んでいる。異例のスピードで生産ラインを作り上げたことについて許理事長は「私たち自身も信じられない」と胸を張る。

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