日台交流協会にペンキまいた統一派団体の男、拘留20日間の刑が確定/台湾

日台交流協会にペンキまいた統一派団体の男、拘留20日間の刑が確定/台湾
きれいに洗浄された日本台湾交流協会前の石碑=2018年3月7日
(台北中央社)慰安婦問題をめぐる日本人の行為に不満を持ち、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の玄関にペンキをかけて公務執行妨害罪に問われた男の控訴審判決が先ごろ、台湾高等法院(高裁)であった。裁判長は、言論の自由の範囲を超えた犯行であるとして20日間の拘留または2万台湾元(7万2000円)の罰金を言い渡した1審判決を支持し、男の刑が確定した。

男は、中国との統一を支持する団体の一員。日本の保守系民間団体「慰安婦の真実国民運動」のメンバーが南部・台南市に設置された慰安婦像を蹴っているとみられる映像を見て不満を抱き、仲間の男女3人と宣伝車で同事務所前に乗り付け、拡声器やプラカードを使って抗議したほか、玄関口で染料入りのカラーボールを投げ付けた。白いペンキが入った袋が警察官に当たりそうになったことから、台北地方検察署(地検)に公務執行妨害の疑いで起訴されていた。同行の3人は証拠不十分で不起訴となった。

控訴審の審理期間中、男は犯行を認める一方で、故意に警官を攻撃したことは否定。右目の視力が弱く、事務所に投げるつもりが手元が狂ったと弁解し、全ての行為は不満を訴えるためで、言論の自由だと主張していた。裁判官で構成される合議庭では、言論の自由は憲法が保障する基本的人権ではあるものの、無制限ではないとの見解に基づき、抗議の方法はもっと他にあったとする解釈がなされたという。

(劉世怡/編集:塚越西穂)

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