(南投中央社)台湾最高峰の玉山(標高3952メートル)で降雪が確認され、7日午前までに約14.5センチ積もった。4月の雪は6日に次いで2度目。
中央気象局によれば、北東の季節風と前線の影響で湿った空気が流れ込み、山頂付近の冷え込みが強まっていた。

1回目の雪は6日午前7時10分ごろから降り始め、2時間ほどかけて約1センチ積もった。2度目は同日午後8時40分ごろから7日午前6時40分ごろにかけて降り続けたという。

玉山国家公園管理処によると、玉山主峰にほど近いロッジ、排雲山荘(標高約3400メートル)周辺では7日朝、1センチの積雪が確認された。同処は、主峰までの道が氷結し滑りやすくなっているとして、無理な登頂を控えるよう登山愛好家に注意を呼び掛けている。

(蕭博陽/編集:塚越西穂)