(台北中央社)中央気象局は11日、大陸からの寒気団が南下する影響で12日夜から13日午前にかけて気温が急降下するとして、台北市など北部6県市を対象に低温特報を発令した。

低温特報が発令されたのは、基隆市、台北市、新北市、桃園市、新竹市、新竹県。
所によっては10度以下となる可能性もあるとして注意を呼び掛けている。

11日の台湾本島は、上空を通過する前線に伴って各地で雨模様となった。夜から12日未明にかけては、中部以北や北東部で一時雨や雷雨になるほか、局地的に大雨となる恐れもあるという。日中の最高気温は北部・北東部21~24度、中部・南部26~30度、東部25~26度。日没後の最低気温は北部15~17度、その他の地域は18~21度となる見込み。

雨足は12日以降弱まるが、寒気の影響で気温は低下。
日中の予想最高気温は北部15~18度、中部・東部20~23度。南部は24~28度で大きな変化はないものの、日没後から気温が低下すると予想される。

12日夜から13日未明にかけて、中部以北や北東部・宜蘭、東部・花蓮で11~14度、南部や東部・台東で15~16度となるほか、北部の沿岸部や山の麓では10度前後にまで下がる所もあるとみられる。

寒気団の影響は15日から徐々に弱まる見通し。

(汪淑芬/編集:塚越西穂)