新品種マンゴー「夏雪」をスイーツに 台東県が販路拡大に意欲/台湾

新品種マンゴー「夏雪」をスイーツに  台東県が販路拡大に意欲/台湾
台湾東部・台東県産のマンゴー「夏雪」
(台東中央社)台東県政府が、地元特産のマンゴー「夏雪」を加工して販路を広げる試みに取り組んでおり、ロールケーキやシュークリーム、かき氷など各種のスイーツが次々と開発されている。

夏雪は「土マンゴー」と呼ばれる在来種を改良した新品種で、量産体制が整ったのはここ数年。土マンゴーの濃厚な香りとアップルマンゴー(愛文)のきめ細やかさ、キンコウマンゴー(金煌)の甘さなど、各品種の長所を併せ持つのが特徴だ。1キロ当たりの取引価格はアップルマンゴーの約3倍で、“マンゴー界のルイ・ヴィトン”と称される。昨年は50トンが香港に輸出された。

だが今年は異常気象の影響で、生産量が大幅に減少し、結実しても輸出に向かないB級品が多いという。このため同県では、生産農家と青年起業家のマッチングを強化。Uターン起業した若者が農家が提供するB級品を使って新しい商品を開発し、インターネットのコミュニティーなどを通してPRする取り組みを進めている。

青年起業家の呉鎮宇さんは、夏雪はスイーツに適しており、きめ細かい口当たりを生かしてロールケーキやシュークリーム、パンナ・コッタなどに使うと、これまでとは違った新しい味わいになると話す。頼韋豪さんは、独特の香りを持つ夏雪はアイススイーツによくマッチすることから、マンゴースムージーのミルクかき氷(雪花氷)を創作したという。

(盧太城/編集:塚越西穂)

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