(台北中央社)端午節4連休の最終日を迎えた28日正午過ぎ、台北市の景勝地、陽明山で観光バスが路線バスに追突する事故があった。この事故で観光バスの運転手を含め、計24人がけがをし、病院に搬送された。
うち1人が骨折の疑いで重傷、他の23人は軽傷だった。

事故の衝撃で観光バスはフロントガラスが大破し、路線バスの後方は大きくへこんだ。いずれの運転手からもアルコールは検出されなかった。観光バスの運転手はブレーキが作動しなかったと話しているといい、警察はブレーキの状態も含め、事故発生の経緯を詳しく調べる方針。

連休中、大勢の行楽客でにぎわいを見せる陽明山。ただ、27日にもワゴン車のブレーキが効かず、バイクや観光バスが絡む玉突き事故が起きたばかりだった。


(黄麗芸/編集:荘麗玲)